さとがおか行政書士事務所 櫛田謙一 | 日記 | 地震4日目

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さとがおか行政書士事務所 櫛田謙一 の日記

地震4日目

2011.03.15

みなさまにおかれましては、ご無事でお過ごしのことと思います。

今日で4日目になりました。現在は夕方の5時ですが、外は、ひっそりとしております。
ガソリンの欠乏に加え、放射物質の飛散による健康被害。
これらが不安で道行く車もまばらなのでしょう。

ここいわきでも地震による建物被害、継続している断水、食料品、ガソリンの不足がおきております。
我が家ではどのようにしているかというと、
①水
  給水所であらゆる容器に水をもらってきました。米はほとんど洗っていません。食器はお皿にはラップをひいて、極力汚れないようにし、茶碗と箸は、最後にお茶ですすぎそれを飲んでます。そしてまた次にそれを使ってます。
風呂と洗濯は地震発生後は1度もなしです。
トイレは極力使いません。私は男ですので小さいほうは庭で済ませます。家内と娘は、トイレで用を足しますが、数回に一度しか流しません。
大きいほうはそのつど流しますが、いずれ新聞紙を使って汚物をためるしかないなと思ってます。いまは風呂の水を使ってますが、それも乏しくなってきました。近くの学校のプールの水を開放してると聞いたので行ってみようと思ってます。

それにしても厄介なのは、原発の事故です。次から次に起こる事に適切に対応できない電力会社。暴れ馬を抑えられないがごとくです。

ここいわきもきわめて危険な地域に入りました。

放射能対策として、外出は控えろ、外から帰ったら着替えろとか、シャワーを浴びろとか、テレビの中の学者さんとキャスターは盛んに言ってます。
確かにその通りでしょう。
でも肝心の水道がいまだに回復してません。水は外までもらいに行かねばならず、シャワーや洗濯ができないことをテレビの中の方たちは知っているのでしょうか?

原発隣接の相双地区の方々はその大半が避難を終えたと官房長官は言ってます。
健康被害は回避されたといいたいのでしょう。
でもこれからの生活の糧はどうしろというのでしょうか。今まで40年も原発に依存していた地域です。原発に直接従事していなくても、農業や漁業で生業を立てている方もいます。
今後、福島県産の肉、魚、野菜が県内でも築地で売れるとは思えません。

私のお客様も、富岡や大熊や双葉におります。
建設業の新規許可取得の方は、原発から仕事をもらっている建設会社です。
東京電力に勤務している方の相続を現在手がけています。
同じ相続業務では、いわきで津波の被害にあった地区の方が数名いらっしゃいます。
この方たちと、これからどのようにコンタクトをとっていくか。業務を継続していいのか、これも難しいところです。

長くなりました。ではまた。

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