さとがおか行政書士事務所 櫛田謙一 | 日記 | 一週間経過

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さとがおか行政書士事務所 櫛田謙一 の日記

一週間経過

2011.03.18

まもなく14時47分になります。大地震発生から一週間経った調度同じ時刻です。
私の書斎兼事務所の時計は直後に床に落ち、その時刻を指して今も止まったまま。

家が壊れたのは仕方がない。水が出なくても、風呂はいるの面倒だったから調度いいか。食料がなくても贅沢しなくていいかも。ガソリンがないなら、健康のために自転車か、徒歩で行こうか。
今日は天気もいいし、暖かいから、後片付けをしようか。

このように前向きに考え行動しようと思っても、核の恐怖、それを増長するかのような東電、政府の対応。
メンツ、自己利益のみを考えているとしか思えない。
首相も、官房長官も、東電の社長も、原子力保安院の方々もマスコミの記者も、ここ福島の大熊の東電の原発の敷地内に集まって仕事をすれば、もっと真剣みのあるアイデア、行動がとれるのではないだろうかと思っているのは、私だけだろうか。

政府、東電、原子力保安院、それぞれ別個に記者会見するのは良くない、絶対良くない。
すべて責任をほかに押し付けてる。

相変わらず余震が今もあり、外の道路は、車も人もまばらである。
今朝7時前から、近くのガソリンスタンドに並んでいたが10時30分になっても、開店しなかった。
県外脱出を考えれば、東京までたどり着かない。

滋賀県と京都府で福島県民を受け入れてくれるという。
すべてを捨てて、いっそ行こうかとも思う。
土地、家、家具、パソコン、書類、お客さん、すべてをである。
そして思い出も捨てるのである。
この年になって、である。できるだろうか。

大学卒業後、東京に暮らしていれば良かったのかなぁ。
そしたら、家内はもちろん、今の子供たちはいない。まったく別の嫁さんと子供がいるのだろう。

だから故郷は簡単に捨てられない。

一週間経過

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